「さようなら、熊谷草
また来年会いましょう」
今年の『熊谷草(クマガイソウ)観察ツアー』も今日で無事に終了しました。
5月15日から28日の2週間で二千人以上もの人々がツアーに参加しました。
みなさん、本当にありがとうございました。
絶滅の危機にある熊谷草の森を大切に守り、来年の春にみなさんが熊谷草と再会出来るよう努めてまいります。
また、ツアーガイドの『富士山ネイチャークラブ』の方々、お疲れ様でした。
熊谷草はもちろん、植物だけでなく歴史や文化にまで及ぶお話は、参加されたみなさんに大変ご好評でしたね。
自然とともに生きるスタンス、私も見習いたいです。
『富士山ネイチャークラブ』は山中湖周辺を中心に自然とふれあうイベントを開いています。
詳しくはこちらへ。
『NPO法人 富士山ネイチャークラブ』webページ↓
http://www.n-club.info/
期間限定で開催中の『熊谷草(クマガイソウ)観察ツアー』もあと半分、残りは1週間となりました。
このツアーは、参加者のみなさんをツアーガイドがお連れして、約3000株の熊谷草の咲いている、花の都公園外の森まで観察に行くというものです。
熊谷草の森への道すがら、たくさんの樹木や野草、動物の残したしるしをツアーガイドが愉快に解説していきます。
園外の森とは言っても片道500mほどの緩やかな道なので、鼻歌交じりの散歩気分で楽しめます。
木漏れ日がこぼれる中を森林浴、とっても気持ちがいいんですよ♪
お花もようやく満開となりました。
まるで森がみなさんを呼んでいるかのようですね。
28日の金曜日がツアーの最終日となりますのでぜひ期間内にご来園下さい!
ついに『熊谷草(クマガイソウ)観察ツアー』がはじまります!
こちらのツアー、花の都公園周辺を散策しながらツアーガイドが自然を解説していき、森の中に咲いている熊谷草に会いに行く、というものです。
絶滅の恐れのある熊谷草は、5月15日から28日の短い間だけしか会えないので、この機会にぜひ一度会いに来て下さい。
ツアー自体は無料なのでお得ですよ。
今日のお花の状況は、咲きはじめたばかりで初々しい感じがします。
咲き揃うまでにはあと数日かかりそうです。
ツアーガイドを務めて下さるのは『NPO法人 富士山ネイチャークラブ』のみなさんで、熊谷草の美しさや森の楽しさを余すところなくお教えします。
解説のポイントが日によって、時間によって、ガイドの方によって違うので、何回まわってもその度に新しい感動や発見がありそうです。
また、この熊谷草の名前は、「熊が、いそう」という訳ではなく、由来は平家物語にも登場する平安時代末期から鎌倉時代初期の武士、『熊谷 直実(くまがい なおざね)』にちなんでいます。
昨日の『こどもの日』もかなり暑かったのですが、今日はもっとずっと暑くなりました。
今日の山中湖の最高気温は真夏よりも暑い30.0℃となり、5月としては観測史上最高の気温となりました。
これは平年よりも10℃以上も高く、4月の寒さからは想像も出来ない、異常とも言える気候です。
この暑さのおかげで(と言っていいのか?)、チューリップも本当に一気に咲き揃い、お庭を色鮮やかに飾り立てています。
今年のチューリップは4月の天候不順のためか、背丈の小振りなものもあるのですが、お花は力強く元気いっぱいで、訪れる人々にも元気を分けてあげられるほどの勢いです。
週明けからは平年よりも気温が低い日が多いとの予報なので、チューリップは来週末までは見られそうです。
また、この時期に桜も楽しめるのも山中湖の魅力の一つです。
「桜を見逃してしまった」という人はいないとは思いますが、「もう一度見たい」という人はすぐに山中湖へお越し下さい。
今ならまだ山中湖のそこかしこで咲いています。
園内の桜並木の『八重紅しだれ』も、垂れ下がった枝にたわわにお花をつけていますが、この暑さのためか早くも若葉が顔を覗かせていて、一番の見頃の時期は短いかもしれません。
この桜並木は、園内で貸し出している『フラワー自転車』のコースにもなっているので、桜吹雪の中も自転車で駆け抜けられますよ♫
5月の季節を春から夏へと移ろう時期だと感じる人がほとんどと思いますが、ここ山中湖の5月というのは短い春の本番のときなのです。
しかし、今日の山中湖は春から夏へと一気に飛び越えたように暑くなり、最高気温は24.3℃と、7月中旬並の陽気で、今年一番の暑さとなりました。
それでも、吹く風は涼しく気持ち良く、絶好の行楽日和となりました。
チューリップは例年より開花が遅くなりましたが、このところの暖かさ(暑さ?)で今まで固く閉じていた蕾も一斉にほころびました。
満開までには本当にあと少しといったところですが、お庭は鮮やかに彩られ、赤、白、黄色、春色の景色が広がります。
チューリップの濃い黄色とは違う、爽やかな黄色のスイセンも舗道の両脇に咲き並んでいます。
世界ではスイセンは希望の象徴としてガン患者をサポートする団体の多くでシンボルとして使われているようです。
なるほど、春を代表するお花の一つとして明るく生き生きとした感じがしますね。
2cmほどの小さなお花のネモフィラは、『瑠璃唐草(ルリカラクサ)』とも呼ばれます。
青、白、薄紫の淡い色合いがほんのり優しい気持ちにさせてくれます。
明日の『こどもの日』も天気に恵まれ、暑くなりそうです。
帽子やタオル、日焼け止めなどの暑さ・紫外線対策の他に、朝晩は肌寒くなりますので羽織るものもご用意下さい。
標高1000mの高さに位置する山中湖も、遅い春がようやく本番を迎えました。
『辛夷(こぶし)』の木の白い花も満開を迎え、この花が咲くとじゃがいもを蒔く合図だと地元の農家では言われています。
ひばりやうぐいすなどの野鳥の声も聞こえてきます。
ひばりは日本の里山から姿を消しつつあるとも聞くので、当たり前のように鳴き声が聞こえるのは幸せなことなのでしょう。
うぐいすは山梨県の県鳥でもあり、まだおぼつかない鳴き方の若鳥の声も聞こえてきて、春らしさを感じます。
チューリップも連日の寒さを乗り切り、やっと蕾も色付いて、徐々にお花が開いてきました。
見頃を迎えるまでにはまだ時間がかかってしまいそうですが、ゴールデンウィークのお天気も概ね良いとの予報なので、太陽をいっぱいに浴びれば開花が一気に進むかもしれません。
清流の里では子供が遊べる遊具が増えたり、明神の滝へと通じる歩道が整備されたりと、一層お楽しみ頂けるようになりました。
『チューリップ祭り』も開催中で、『天装戦隊ゴセイジャー ショー』や『JAZZ コンサート』など、様々なイベントも催されますので、ゴールデンウィークはご家族そろって花の都公園へ!
園内の花々はもちろん、周辺の森の木々や野鳥など、自然そのものもお楽しみ下さい!
先日4月20日は二十四節気の一つ、『穀雨』でした。
『穀雨』とは、穀物の生長を助ける雨のことで、田畑の準備が整ってそれに合わせて春の雨が降るころ、この日から『立夏』までの季節のことですが、一昨日、昨日とまるで冬のような冷たい雨が降って、日中の最高気温も22日が5.5℃、23日が7.7℃と、季節外れの大変寒い日が続きました。
それでも、富士の麓の山中湖にも着実に春は訪れ、今日は久しぶりに晴れ間ものぞき、ここ花の都公園の桜も蕾がほころんでいます。
また、今日から『チューリップ祭り』が始まりました。
肝心のチューリップは連日の寒さのためやっと咲き始めたばかりで、咲き揃うにはもう少しかかりそうですが、今日と明日の2日間(24日・25日)はミニSL機関車も園内を走っています。
子供はもちろん大人も乗車出来ますので、ご家族で春風の中を走ってみてはいかがでしょう?