『サンパチェンス』はインパチェンス属の種間雑種で、
『インパチェンス』や『ニューギニア・インパチェンス』に比べ、暑さや直射日光に強く、風雨にも倒れにくく、大変に生育が旺盛です。
さらに、お花は長い期間にわたってお楽しみ頂けるという、まさに画期的なお花です。
しかし、それだけに止まらず、
地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO₂)や、自動車などの排気ガスに含まれる二酸化窒素(NO₂)、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒド(HCHO)などの大気汚染物質を従来の園芸植物より数倍も多く吸収し、
その上、『サンパチェンス』を植えたところは地表の表面温度よりぐっと低くなる、いわゆる“打ち水”の効果も持ち合わせて、
実はとってもとっても『エコ』なお花でもあるのです。
花の都公園では『サンパチェンス』を綺麗なだけでなくタフでエコなお花として、多くの株を育てています。
園内のレイクガーデンやフローラルドーム『ふらら』にてご覧頂けるほか、
フラワーショップでは販売もいたしております。
『サンパチェンス』の目には見えない働きに注目して下さい。
蜘蛛の脚のような細長い花びらを持つお花『ヒメノカリス』が花開きました。(1番目の画像)
このお花のユニークな形から、英名ではスパイダーリリーと呼ばれますが、うってかわって匂いはまるでバニラのようです。
この甘~い香りに自然と笑みがこぼれてきて満たされた気持ちになりますよ。
全天候型温室フローラルドーム『ふらら』では、この『ヒメノカリス』をはじめ、様々なお花に出会えます。
沖縄県の県花である『黄胡蝶』もご覧頂けます。(2番目の画像)
鮮やかなオレンジ色をした、蝶々のようにひらひらと舞いそうなお花です。
入口では大きな大きな『サンパチェンス』がお出迎えいたしております。(3番目の画像)
「こんなに大きいのは見たことがない」と、
訪れる方々は皆様こちらでシャッターを切られます。
花の都公園のヒマワリがようやく咲き始めました。
まだまだ蕾のものがほとんどですが。
山中湖は標高がおよそ1,000mと高く、気候が涼しいので、
開花の時期はどうしても遅くなってしまいます。
そのぶん、他の地域で見頃を過ぎてしまったお花でもこれから楽しめるといった〝時差〟があり、訪れる方々はこの〝時差〟に驚かれます。
ヒマワリもこれからどんどん開花が進み、8月中旬には見頃を迎えることになりそうです。
今年は梅雨明け後の天候不順で太陽を仰ぐことが出来ない日も続き、
お花の生育そのものも心配されましたが、
今週からはなんとか日差しが戻ってきそうです。
夏の帰還とともにヒマワリも満開となることを願うばかりです。
全天候型温室フローラルドーム『ふらら』では、先日お伝えした熱帯植物に続き、こちらも熱帯原産のキョウチクトウ科の花々が咲きました。
『マンデビラ』(1・2番目の画像)
は漏斗形のお花をつけるつる性の植物で、
色やかたちの異なる5つの種類の『マンデビラ』をご覧頂けます。
珍しい八重咲きのものもございます。
『プルメリア』(3番目の画像)
は5枚の花びらを持つとてもかぐわしいお花で、
ハワイやタヒチなどの南の島々では首飾りのレイに使われます。
『インドソケイ』の名でも知られています。
どちらのお花も同じキョウチクトウ科のお花ですが、
それぞれ全く違う特徴がございます。
花々の個性をどうぞご覧下さい。
梅雨明けはしたもののすっきりしないお天気の日が続いています。
昨日の日食も空には厚い雲が覆い、時折り雨もちらついていました。
けれども、雨は草花にとっては命の源なので、雨降りの日も大切にしなくては、と思います。
そんな天気のときでもお楽しみ頂けるのが、全天候型温室フローラルドーム『ふらら』です。
新しく熱帯植物がお目見えしました。
『アンスリウム』『エクメア』『カラジウム』『カラテア』『グズマニア』『グロッバ』『チランジア』『ハイビスカス』『プテリス』などなど、
鮮やかな色彩のトロピカルな草花たちです。
中でも、『チランジア』の『ハナアナナス』という品種は、ピンク色の重なり合う葉の間から紫色の可憐なお花がいくつも顔を出します。
(三番目の画像のお花)
その他にも珍しい花々もご覧頂けます。
花の都公園へお越しの際は、ぜひフローラルドーム『ふらら』に足をお運び下さい。